人頭石 (光永寺)   

2007年 06月 08日

人頭石 (光永寺)

奈良県高取町大字観覚寺

 光永寺は、浄土真宗本願寺派のお寺。その境内には、高さ1メートルほどの人の頭の石像物があります。あすか石という明日香の花崗岩を使い、顔の左側だけ彫刻されています。
 作られた年代や由来に関する資料や言い伝えなどは全くないそうですが、和50年代初頭の奈良県立橿原考古学研究所や関西大学の網干善教教授(現・名誉教授)の調査によって、7世紀中頃のに作られた貴重なものだということが分かりました
 顔の形はエキゾチック。松本清張の小説“ペルセポリスから飛鳥へ”の中で、ペルシャのゾロアスター教文化と飛鳥との関係が取り上げられていますが、この人頭石も、ペルシャ文化の影響が入っているのではとも考えられています。

 石の右側は削ってもおらず、切り落とされた感じのまま。何故左側だけかは謎です。
 また、頭の上は窪みが付けられていて、手水鉢として使われていたようです。

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                       光永寺
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by syoya44 | 2007-06-08 22:22

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