飛鳥坐神社   

2007年 06月 24日

飛鳥坐神社の猿石

奈良県高市郡明日香村飛鳥

境内に祀られた、無数の陽石群の一つ。
サルに似たヒョウキンな表情から、猿石と称される。
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飛鳥坐神社

 奈良県高市郡明日香村に鎮座する神社で、鳥形山という小山の上に建っています。大字は「飛鳥」、小字は「神奈備」です。
 祭神は、事代主神・飛鳥神奈備三日女神(賀夜奈留美神)・大物主神・高皇産霊神ほか多数といったところです。

 社伝によると、飛鳥坐神社の創建過程はだいたい次のとおりです。
 神代、天上界にいる高天原の神々(天津神)が、地上界たる葦原中国に降臨して、地上界も天津神が治めようとしました(『記紀』の「国譲り神話」)。
 葦原中国には国津神と呼ばれる、地上界の神々がすでにいました。その統領だった大国主神は、天津神側のその申し出を承諾し、自らの治めていた地上界を譲ることに決めました。
 その代わり、自分は出雲に社を建てて、出雲だけは自分の手で治めておきたいと願い出ました。さらに、自分の息子である事代主神と娘の賀夜奈留美神(カヨナルミノカミ)をまつる社を飛鳥に建てて、飛鳥・皇室の守護神としてほしいと願い出たのでした。天津神側はこれを承諾し、大国主神は現在の出雲大社に奉祭され、子供達の事代主神・賀夜奈留美神は飛鳥神奈備に奉祭されることとなったのでした。

 この事代主神・賀夜奈留美神が奉祭された「飛鳥神奈備」こそが、元々の飛鳥坐神社だったといわれます。それが829年、神託によって飛鳥坐神社は飛鳥神奈備から現社地の鳥形山に遷座します。
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by syoya44 | 2007-06-24 11:16

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