朱厭・雍和   

2007年 10月 27日

朱厭(しゅえん)
 獣がいる。そのかたちは猿のようで白い首と赤い足を持ち、名は朱厭という。これが現れると大戦がおこる。(西山経二の巻)

雍和(ようわ)
 獣がいる。そのかたちはサルのようで赤い目と赤い喙(くちさき)を持ち、黄色い体をしている。名は雍和といい、これが現れると国に大騒ぎがおこる。(中山経十一の巻)

『山海経』
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『ハヌマンラングール』
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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 哺乳綱霊長目オナガザル科ハヌマンラングール属に分類されるサル。本種のみでハヌマンラングール属を形成する。
 オス51-78cm、メス41-68cm。尾長69-108cm。体重オス8-20kg、メス5-17kg。メスよりもオスの方が大型になる。全身は灰褐色の体毛で覆われる。顔や四肢の甲では黒い皮膚が露出している。体形や四肢も細長い。
 ハヌマン(ハヌマーン)はインド神話ラーマーヤナに登場する神で、本種の形態がハヌマーンを連想させたと思われる。ラングールはサンスクリット語で「痩せたサル」の意。

子殺し
 しかしハヌマンラングールを一躍有名にしたのは、「子殺し」が初めて確認されたサルだからである。
 リーダーが交替すると、新しいリーダーのオスが1歳以下の子を殺す「子殺し」が観察されている。子を殺されたメスはまもなく発情し、オスと交尾する。しかし、複数の成獣オスがいる群れも確認されている。
 「子殺し」は動物界のおいてそれほど稀有な行動パターンでは無く、しばしば起こる行動である。類人猿でもゴリラ、チンパンジーなどで確認されている。

『子殺し』
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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by syoya44 | 2007-10-27 19:28

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